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2007-05-29

アリラン基DNA(下)

 これからはプログラムからの紹介だけだ。羊頭狗肉だね。
 朝刊の三行広告のような催し物案内欄に「第1回アリランフェスティバル 何名様ご招待」とあった。私は“ご招待”にとびついて3通申し込んだ。しばらくして3枚の招待券が送られてきた。そんなに人気ではなかったのだ。1通でよかったかな。
 私の周囲にはアリランに興味のありそうな人が見当たらない。残りの2枚は学校の「東アジアの文化」という講座をもっている先生にあげた。

 第3位「アリランフェスティバル」
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プログラムによれば『風は丘を越えて』で歌われたアリランは“珍島アリラン”のようだ。
 珍島といえばBSの「アジアクロスロード」に天童よしみが出演していたのを見たんだが、彼女は「珍島物語」の舞台となった地を訪れたときの、きちんとした印象を話せるしっかりした人だったね。

 大琴というと、写真の楽器とは違うのではと思ってしまうが、実は横笛のことなんだ。

 第4位 映画『アリラン』
 1926年に作られた無声映画で、3.1独立運動後の半島が舞台。フィルムが喪失してしまい、韓国の映画監督が2003年に製作したリメイク版だ。監督は原作を忠実に再現したといっている。
 映画は歴史的価値があるというだけで、コメントのしようがない。
 処刑場への坂道を上ってゆく主人公に、アリランがかぶさる。それは朝鮮半島の人がよく使う言葉“恨”をよく表していた。

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